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開発2026-07-08

iOS配布証明書がインストールできない(-25294)——取り込み先キーチェーンを「ログイン」に明示する

Apple Developerで作ったiOS Distribution証明書(.cer)をダブルクリックで入れようとすると-25294で失敗する。-25294はerrSecNoSuchKeychain(指定キーチェーンが見つからない)で、キーチェーンアクセスが取り込み先にiCloudやLocal Itemsを誤選択するのが原因。ファイル→項目を読み込む→読み込み先をログインに明示すると、CSR時の秘密鍵とペアが揃う。

Apple Developer で作った iOS Distribution 証明書(.cer)をダブルクリックしてキーチェーンに入れようとすると、-25294 のエラーで失敗する。原因と直し方をまとめる。

事象

証明書ファイルをダブルクリックしてインストールしようとすると、-25294 が出て入らない。

原因

-25294errSecNoSuchKeychain=「指定されたキーチェーンが見つからない」という意味のエラーだ。証明書をダブルクリックで入れると、キーチェーンアクセスが取り込み先として iCloudキーチェーンや「Local Items(ローカル項目)」を勝手に既定選択してしまうことがあり、そこにうまく入れられずこのエラーになる。

そもそも証明書は、CSR(証明書署名要求)を作ったときにできた秘密鍵とペアで初めて署名に使える。その秘密鍵は、CSR を作った端末のキーチェーン(通常は「ログイン」)に入っている。だから証明書も同じ「ログイン」に入れないとペアにならない。取り込み先が iCloud や Local Items だと、そこにペアの秘密鍵が無く、使える状態にならない。

解決策

ダブルクリックに任せると取り込み先を誤るので、キーチェーンアクセスから取り込み先を明示して入れるのが確実だ。

  1. キーチェーンアクセスを開く
  2. メニューの「ファイル」→「項目を読み込む」
  3. .cer を選び、「読み込み先キーチェーン」を「ログイン」に指定して読み込む

これで CSR 時の秘密鍵と同じ「ログイン」に入り、ペアが揃う。証明書を選んで「My Certificates(自分の証明書)」に鍵付きで出れば成功だ。なお、署名用の証明書は「システム」キーチェーンには入れない(「ログイン」を使う)。

補足:別のMacで使うなら

証明書と秘密鍵は「その端末で CSR を作った」ことが前提だ。別の Mac で使い回すなら、証明書と秘密鍵を1つにまとめた .p12 ファイルとして書き出して移す。両方が揃って「My Certificates」に出ている状態でないと .p12 は書き出せない。

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