開発2026-06-06
Obsidian iOS で「保管庫が検出されませんでした」:iCloud の専用コンテナ外にフォルダを置いていた
Obsidian iOS を開いたら保管庫が消えていた。iCloud の Obsidian 専用コンテナ外にフォルダを置くと認識されない。正しい場所に移動して復旧した。
Obsidian iOS を開いたら「保管庫が検出されませんでした」と出て、全データが消えたように見えた。ファイル自体は iCloud に残っていたが、場所が問題だった。
事象
- Obsidian iOS を開くと保管庫が一覧に表示されない
- 「保管庫が検出されませんでした」または空の状態
- iCloud Drive でフォルダを確認すると、データ自体は存在している
原因
Obsidian iOS は iCloud Drive の中の Obsidian 専用コンテナしか認識しない。
iCloud Drive の構造:
iCloud Drive/
Obsidian/ ← ここが Obsidian iOS の専用コンテナ(ここしか見えない)
MyVault/
Documents/
MyVault/ ← ここに置いても Obsidian iOS からは見えない
Mac の Obsidian や Finder でフォルダを移動したとき、誤って iCloud Drive/Documents/ 等の別の場所に保管庫を置いてしまうと、iOS からは見えなくなる。
解決策
保管庫フォルダを iCloud Drive/Obsidian/ の直下に移動する。
iPhone の「ファイル」アプリから:
- 「iCloud Drive」を開く
- 「Obsidian」フォルダを確認(なければ作成)
- 保管庫のフォルダを「Obsidian」の中に移動する
Mac の Finder から:
~/Library/Mobile Documents/iCloud~md~obsidian/Documents/
このパスが Obsidian iOS の専用コンテナ。ここに保管庫フォルダを移動する。
移動後、Obsidian iOS を再起動すると保管庫が認識される。
iCloud の「最近削除した項目」に大量のファイルが溜まっていた場合
ファイルを移動・再同期する過程で、iCloud の「最近削除した項目」に大量のファイルが入り込むことがある。数千件規模になることもあり、iCloud のストレージを圧迫する。
「ファイル」アプリ →「最近削除した項目」から削除できる。件数が非常に多い場合は操作が重くなるため、少しずつ削除するか時間を置いて試す。
補足
- Obsidian iOS の保管庫は「iCloud」か「デバイス上」の2択。iCloud 同期を使う場合は専用コンテナ内に置くのが推奨
- Mac の Obsidian は iCloud 以外のパスも開けるが、iOS と同期したい場合は同じ専用コンテナを参照する設定にする
- 保管庫が突然見えなくなったときは、データが消えた可能性より「認識できる場所にない」可能性を先に疑う
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